相撲の話題が出ましたので。
過日、原宿のキディランドにてなんとなく鳥獣戯画×ハローキティのグラスを入手。
決まり手は「送り出し」か「肩透かし」かと考えあぐねていたら、ちょうど振分親方(もと高見盛関)がご来店されたのでプロの意見を伺ってみる。
「まず相撲の歴史を紐解くと、古事記におけるタケミナカタとタケミカヅチの闘いがありまして。〈中略〉・・・ということで、鳥獣戯画が描かれた時代性=まわしと土俵がない古代相撲を前提とした場合、キティの姿勢から推測される技は「突き出し(突き倒し)」か「押し出し(押し倒し)」になるかと。
でも、原本のカエルの姿勢は「上手投げ」っぽかった気がする」
とすさまじく奥深い解説をいただいた。
この話、あまりに面白いので、親方の許可を取ってアーカイブ掲載することにしました。
相撲観戦の「肴」になれば幸いです。
※鳥獣戯画は、アドベのフリー画像を使用しています