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「Danchu」誌2025年1月号

12月6日発売のDanchu誌2025年1月号「ねぎ特集」巻頭にて、

当店の「ねぎぬた」をご紹介いただきました。


<取材の裏話>

郷土料理としてのお江戸の【ぬた】は、仙台藩の下屋敷が広めた赤みそ(仙台みそ)で作る酢味噌でねぎを和えたもの。

ただ、赤みそベースの酢味噌は味が重たくて野暮ったい面もあり、シンスケでは3代目女将・清子の発案で白みそベースに変わりました。


わけぎは水分保有に長け、水が出にくいため、【ぬた】として和えることで美味しさが際立ちます。しかし、取材班の話によると

「ほとんどのお店さんでは、ぬたは和えてないんですよ。茹でたわけぎの上に酢味噌をかけるだけで。だから、シンスケさんのような和える【ぬた】はじつはとても珍しいんです」

とのこと。


逆に、シンスケでは「和えない、ほうれん草のゴマ和え(※葉野菜は脱水しやすいため)」をふつうに出していたりするので、和えるorノット和える問題は、ハムレット氏ではないけれども、Whether ’tis nobler in the mind to sufferとして決着をつけるべき問題なのかもしれませんね。






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